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一流コンサルタントになるには

一流コンサルタントになる方法として、コンサルタントの資格、学歴、 コンサルタント会社への就職を考えてきました。まず、コンサルタン トの資格と一流コンサルタントとは、まったく無関係です。

学歴は、建前を別にすれば、高学歴ほど有利なことは確かでしょ う。しかし、コンサルタントは実力の世界ですから、高学歴でなくて も、学力さえ高めれば、一流コンサルタントになるのに何も支障は ありません。

コンサルタント会社に就職をしたからといって、一流コンサルタント になれるわけではありません。コンサルタント会社への就職は、起 業するか、パートナーとして経営に参加し、一流コンサルタントに なるための実力を付ける選択肢の1つとしては、意味があります。

それでは、一流コンサルタントになるために、何をすればよいので しょうか。私は次の3つのポイントを押さえることだと考えています。

■ 専門分野を極める

一流コンサルタントになるために、最も重要なことは、専門分野 を極めることです。上場企業の社長や役員クラスにコンサルティ ングをするには、それだけの見識と実力を兼ね備えていなけれ ばなりません。

専門分野に関しては、誰にも負けないだけの知識、経験、スキル を身に付けていなければ、できない仕事です。専門分野を身に 付ける基礎を築くには、3年程度の修行は必要だと思います。

コンサルティング会社で学ぶのもよいでしょうし、専門分野に関わ る一般企業で学ぶのもよいでしょう。自らの方向性さえ確立して いれば、学ぶための環境は、いろいろあるはずです。

もちろん、3年ですべて身に付くわけではありません、それを基礎 として、専門分野に関しては、生涯にわたり研究を継続して、向 上し続けることが大切です。

一芸は万芸に通ずという言葉がありますが、専門分野を極めること により、多くの分野の課題解決ができる能力が身に付きます。

■ ネットワークを築く

高度情報化社会になり、いくらコミュニケーションツールが発達し ても、ビジネスは、人と人との結びつきで進めるものです。この 本質は、時代が変化しても何も変わりません。

仕事も紹介などを通じて、人から依頼されるのですし、課題解決 のための貴重な情報も、人から得られるのです。したがって、一 流コンサルタントになるためには、どれだけ多くの分野の有能な 人材とネットワークを持っているかが、極めて重要です。

そして、ネットワークは、一朝一夕にできるものではありませんか ら、若いころから、意識を持って、積極的に人脈づくりをしていか なければなりません。

■ ビジネスを起こす

最後は、自分でビジネスを起こすということです。一流コンサルタ ントは、経営ができなければなりません。したがって、できるだけ 早いタイミングで、自らコンサルタント会社を起業するか、あるい は、コンサルタント会社以外の会社を起こすことです。

コンサルタント会社以外の会社を起こして、それが成功すれば、 その体験を持って、一流コンサルタントになることは、十分に可 能です。これからは、経営者とコンサルタントの二足のわらじを 履くコンサルタントが活躍する時代になるでしょう。

ネットワークを確立すれば、少数精鋭の会社でも、ビッグビジネ スを展開することが可能です。大事なことは、経営に携わって、 重要な仕事を手掛けることです。自らの経営者としての経験と、 コンサルティングが相乗効果をあげることが、一流コンサルタント に至る唯一の道です。

コンサルティングファームに残った場合も、パートナーになって、 はじめて経営者の一員になるのですから、その段階から一流コン サルタントへの道が始まると考えればよいでしょう。


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